こだわり お店を開いた理由


今から8年前、会社の健康診断で乳癌がみつかりました。ありがたいことに早期発見の小さなものだったので手術をして取り除きました。その後予防のために放射線治療を行いホルモンを抑制する薬を飲んでいました。とりたてて目立った副作用はなかったのですが、やはり更年期障害に似た症状が慢性的に続いたのです。仕事をしながら何か良い健康法がないかと探しました。世の中にはとてもたくさんの健康法があり、コレだ!と確信するものになかなか出会えませんでした。
 4年ほど前テレビで酵素風呂のことを知り、近くにないかと探しまくり、やっと見つけたのが、酵素ひとすじ40年のおやじがやってる店、酵素浴「星の仲間」です。はじめて酵素浴を体験。しばらくは週に3回通いつめ「私が求めていたのはコレだ!」と実感したのです。毎日でも入りたい、家族もみんな入れたい、その気持ちが強まりついに自分でお店を出す決心をしました。酵素風呂自体もあまりありませんがあっても女性専用が多いです。ダイエット、全身美容などに効果抜群だから女性向けなのもわかります。でもあえてここ「せんぷく」は家族みんなで利用できる施設にしたい。なぜって自分の大切な人、ダンナや息子、お父ちゃんも入れたくてしかたがなかったから。どうせならみんなで元気になって笑顔いっぱいの家庭にしたい。
酵素にはそれをかなえる力があるって思ったから。



こだわり ぴんぴんころりを実現したい


このお店を開こうと決心する前は在宅ホームヘルパーの仕事をしていました。ひとり暮らしのお年寄り、体の不自由なお年寄り、認知症のお年寄り、家族に囲まれたお年寄り、ご夫婦のお年寄り。それぞれいろんな老後をすごしています。そこでいつも感じていたのはどんな状況であっても体と心が健康なら大丈夫ってこと。逆に言えばどんなにお金があって家族から手厚い介護を受けていても体が辛いと心も弱くなり「しあわせ」とは言えないってこと。 みんな「死ぬまでぴんぴん元気ですごし、ころりと逝きたい」と願っています。これがなかなか難しい。
 その願いを実現するために何かできることない?自分に置き換えたらどう?まずお父ちゃんとお母ちゃんの老後、そして確実にやってくる自分とダンナの老後…増え続けるシニア世代の人口…少子化。いったい日本はどうなるんだろう?
とにかく やっぱり「酵素パワー」でぴんぴんころりの実現を目指してみよう!



こだわり 手作りのお店



このお店、ほとんどをダンナと二人で手作りしました。先だつものがあればリフォーム業者さんにお願いしてたのかもしれません。でもとりあえず私のわがまま思いつきで「絶対に酵素風呂をやりたい。」と言い張った手前、できるだけコストを下げなければなりません。そこでできるところは自分でリフォーム。これがやりだすと意外と楽しい。もちろんうまくゆかなくて泣きそうなときもいっぱいあったけどそれも何とか乗り越えてひとつ完成するたびになかなか感慨深いものがある。だから浴槽のブロック積みから壁、ドア枠、床張り、天井、すべてにいっぱい思い出がつまってしまった。その期間およそ1年半、時間はかかったけどひとつひとつがこだわりのかたまり。だから今は自分が選んだ大好きなものに囲まれて、大好きな酵素を相手にちょっとリッチな気分ですごしています。お金がなくてもリッチな気分て十分ありなんだな〜と思いながら。そんなわけでもちろんこのHPも手作り、素人の素朴さだけで勝負!施工風景もよかったらのぞいてみてね。





これで店主のこだわりのページはおしまい。
つぎは施工風景です。